はじまりは4月22日午前のことだった。某事務局に向かうために、経堂の町を歩いていたときのこと。
泥にまみれたアルミの塊を台車で運んでいる人とすれ違う(記憶では一輪車で大量の地雷を運んでるようなかんじ)。とても不思議な光景を目にして強く印象に残る。
夜になって、ちょっとググってみて分かったこと。どうやら、経堂のカフェ『さばの湯』が、津波で工場が流された宮城県石巻の『木の屋石巻水産』のヘドロで汚れた缶詰を洗うボランティアをしていることが判明。
『さばの湯』から、洗う場所を提供している『まだん陶房』へ運ぶところを私は目撃していたのだった。
そして、昨晩『さばの湯』のオーナーの『明日(月曜日)の缶詰洗い @経堂まだん陶房は、午前10時から。途中参加自由です。』というツイッターを見つけて、早速いってみることに。
ヘドロを落とす.....。
ヘドロといっても、砂と重油が混ざり、缶にこびりついて、普通の洗剤とたわしではびくともしない。
こんな時こそ『がんこ本舗』の『海へ...』が役に立つのではと、キッチンにあった『森と...』のボトルを持参。
『海へ...』『森と...』は海洋タンカーの事故処理研究から生まれた生分解する洗剤。洗濯用(『海へ...』)とキッチン用(『森と...』)では、使っているアロマオイルが違うだけで成分は同じもの。
歩いて1分のところにある『まだん陶房』に着くと、発砲スチロールのケースに泥だらけのサバ缶がたくさん。ここに水を入れ、『森と...』を投入。しばらく置いてから、たわしで洗い始める。
本日は『木の屋石巻水産』の方と、今回のサバ缶洗いボランティアを仕切っていらっしゃるまっすんさん、そして劇団の方や、農大通りのお店の方など4~5人で、黙々と作業が進む。
私たちは午前中しかお手伝いできないので、
洗い立てのサバ水煮缶、サンマ水煮缶、イカこんを購入して引き上げる。
戻ってから、すぐにがんこ本舗のきむちんに電話。サバ缶洗いのことを説明したら、すぐに私の意図することを分かってくれて、『森と...』を提供してくれることに。
『海へ...』と『森と...』を使い始めて、10年以上になるけれど、ヘドロ落としに使ったのははじめてだったので、その効果にびっくり。
最初はドロってしていたものが、さらさらの砂になるのだから。
洗い終わった水を世田谷の下水に流すのもこれなら安心。
さあ、明日も『森と...』持参で、サバ缶洗いだ!
写真はサンマ水煮とイカこん。大変おいしく頂きました。
【参考サイト】
『スローコメディ』
『さばの湯』
『まだん陶房』
『木の屋石巻水産』
『がんこ本舗』
25.4.11
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