21.1.09

Zabriskie Point

結果的に2カ所のロケ地巡りをすることになった今回のラスベガス滞在。
ロケ地巡り第1弾は、ミケランジェロ・アントニオーニの「砂丘(原題:Zabriskie Point」。

子どもの頃は、クルマに乗るとすぐに酔うクルマ嫌いな弱虫だったのだが、この映画は「大人になったら絶対にクルマの免許とって、砂漠をこんな風に走るぞ!」って決意させた作品(笑)。女の子が1人でクルマを走らせるシーンがあって、実にかっこよかったのだ!
この頃から、砂漠に対する思いはずーっとあったのね。

さて、先が長いのでとっと行きます。
「砂丘」のロケ地はデスバレー。
原題のZabriskie Pointは広いデスバレーのなかのある場所を指す。

つまり今回の目的地はデスバレー国立公園ってわけ。
ラスベガスからはクルマで約2時間なのだが、このデスバレーまでの行程は、2年前のレイチェル行きのときと同じ、Oggyがプランニング。なんと、ちょっと遠回りをして、いつも訪れるAREA51の表ゲートを通って行こうといサプライズな企画を立ててくれていたのだ!


デスバレー側はネリス空軍基地になっていて、いくつか入り口がありそうなのだが、その一つがこれ。とくに警備体制は敷かれていない。


(多分)赤い文字の部分が退色しているダサい(笑)看板。


AREA51まで最後の店って書いてある。


この店においてあった。小学生の夏休みの宿題みたいな工作(笑)。商品棚に陳列されていたのだが、売り物なんだかなんなのか分からない(笑)。

ってことで、ここでAREA51関連とはお別れ。
あとはひたすらデスバレーを目指す。デスバレー国立公園は長野県とほぼ同じ広さ。カリフォルニア州とネバダ州にまたがっている。今回は、次の3カ所を訪問予定。Furnace Creek Vistor Center、Badwater、そしてZabriskie Point。



Vistor Centerとミュージアム。
「190 FEET BELOW SEA LEVEL」と書かれている。そう、この辺り一帯は、海抜より低いのだ...(なんだかまったく想像できないのですが)。


この辺りで海抜ゼロ地帯。
しばらくクルマを走らせ、今回の目的地の一つであるBadwaterへ。ここは海抜下86メートル。デスバレーでももっとも海抜の低いところ。なんと塩の平原が広がっているのです。ちょとだけ塩オタクな私にとっては狂喜乱舞したい場所ではありませんか(笑)。


水分を含んだ塩の平原は不思議なエネルギーに満ちていました。砂漠が鋭角なエネルギーだとすると、塩の平原は実にまろやかなエネルギー。満月の夜にここをハイキングすることもできるそう。満月の夜に再訪したいと切に願いました(そうだ、新月の夜にお願いしよう!)。


ちょっとだけ狂喜乱舞!


Badwaterに心惹かれながらも、次の目的地、Zabriskie Pointへ。駐車場にクルマを止め、少し山を登ると、この風景が広がる。Badwaterとはまたまったく違ったエネルギーに満ちた空間。
大きさや距離感がまったくわからなくなる。そして、40年近く前の映画と同じ風景が、同じようにそこにあるのも不思議というか、当たり前のことなのか.....。




これで今回のデスバレー訪問も終了。取材の合間の限られた時間を使っての訪問だったので、次回はぜひタップリ時間をとって、ほかのエリアにも行きたいと思う。ラスベガスへ戻る途中で見えたまん丸大きなお月様。ここでは月も大きいのだった(笑)。



次のブログではバグダッドカフェについて書きます。

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

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