流星群の観測に行ってきました。
場所は富士山の近くの草原。私の大好きな場所(ってのでおわかりになる方もいらっしゃるでしょうか)。
都内を10時過ぎに出発して、途中高速道路の事故渋滞に遭遇したので想定より時間がかかり、午前2時前に草原到着。
しかし、今日の月は明るい。暗闇に眼がなれてくると、それでもたくさんの星が見えるので期待。
シートやタオルケットを広げ、持ってきたお茶や食料でしばしティータイム。
隣人の顔もよく見えるし、食料も実によく見える。
月光のピクニックは実に幻想的(いつかbadwaterでも月光ピクニックしたい)。
この草原は360度視界が開けている。寝転んで空を見ていると、自分が空をみているのか、それに自分が包まれているのか分からなくなる。
そして、空の底にいる気分になる。
しばらくすると、すでに見ている星が動いたり飛んだりする錯覚に陥る。眼の前がチラチラしてくるのだ。
たまに月に眼を向け、星空に眼を移すと、星が見えなくなっていて、再び見えるようになるまでに時間がかかる。
たまにiPod touchを取り出してつぶやいたりしたときもそう。
しかし、今回iPodが柔らかい光の懐中電灯として随分役に立った(笑)。
ポツ、ポツっと流星が見えてくる。
視覚で感じなくても、カラダ全体で流星群の動きを受けるようにイメージ。
月は西に傾くにつれだんだん赤くなり、回りの色も、空の様子も変わってくる。
月の入りも見届けて、また空に集中!
弱い光で流れるのをいくつか見たあと、バシっ!と音を立てるように強い光の流れを目撃。流星のエネルギーは凄い。
この草原は日頃から飛行機のルートにもなっていて、よく目撃できる。今宵も数機が航行。
と、北から飛行物体が! 飛行機の光とは違い点滅せずに、北極星より明るく光っている。それでもゆっくりとヨタヨタ飛んでいるのから、ちょっと心配に(笑)。
早速調べると「国際宇宙ステーション・きぼう」らしい。なんだつまんない。
と、思っていたら、また別の動く光が、すーっと上空に吸いこまれるように消えていった。あれ、これUFOですか。確かに未確認なのでUFOといってもいですよね。
そうこうしているうちに、東の空がほんのりと明るくなってくる。
オリオン座も昇ってきた。
夜明けも近い。
観測もそろそろ終了。
13.8.11
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