19.2.12

2月19日 脱原発杉並デモ



今日は杉並区での脱原発杉並デモに参加。
蚕糸の森公園を出発して、杉並区立第一小学校校庭まで。
コースはこんなかんじ。
4月に初めてのデモで歩いたコースと若干だぶる。

主催者のサイトはここ
このサイトを隅々までよんでいただくと分かるのだが、今日のデモは主催者の方々が実に綿密な準備を重ねてきた。沿道の方々に理解を求める努力も続けられたよう。

このサイトによると、今日は黄色いものを身につけてきて、ということで、色あせてはいるが、随分前にインドで買った大きめの黄色いホーリースカーフを持っていく。
公園に着くと入り口で、黄色いリボンを渡される。これを右腕につけて準備もばっちり。


すでにアピールも終わり、デモ隊が出発し始めているよう。例によって、いくつかの隊列に分かれての出発。今日は流れでドラム隊に入り込む。おのおの好きな打楽器(ちゃんとした太鼓もあれば、缶の蓋を麺棒で叩いているひともいる)をならしながらの行進。手作りのプラカードもみんなかわいい。ニャロメやバカボンのパパも一緒!


約4キロのコース。沿道に出ている人たちに手を振ってアピールしながら、デモは穏やかに進行。散歩の気分で気持ちよく歩けたのだが、デモ終了後に読んだツイートに、
「うるさいデモが通り過ぎてしまえば、町は日常に戻るだけ」というような書き込みがあって、ちょっと考える。
デモで歩いていないと見えてこない風景もあるけれど、デモ隊を外からみないと分からないこともある。
だから、私もよく途中でリタイアして、デモを一歩下がった状態で眺めるのだ。

デモの終点、杉並区立第一小学校の校庭では「原発やめてシマウマでがんばるぞ!」シマウマがお出迎え。

そしてそのシマウマを中心に、フォークダンスが始まる。
「原発いらないマイムマイム」と「ジェンカ」。
「原発いらないマイムマイム」は横浜の世界大行進でも踊っていたらしい。


「ジェンカ」は先日、いつも一緒にデモに参加する友人と「踊りたいね」って話でもりあがったばかり。今日は彼女はいなかったので、彼女の分も張り切って、両方のダンスに参加するものの、すぐに息切れてヘロヘロ。
子供の頃は何時間でも「マイムマイム」を踊っていられたのにな。身体鍛えなきゃ(笑)。

今日のデモははっきりいって楽しかった。楽しかっただけでは、原発はなくならないだろうけれど、いろいろな形で脱原発を訴えていくことは必要。
一番怖いのは、忘れること、慣れること。自分自身への戒めの意味も含め、また歩く。全ての原発が停止をして、正しく廃棄物処理が行われるまで....。

そういえば、今日のデモのテーマカラーは黄色。警官の制服にも黄色の反射板が着いていたので、警官たちもなにげにデモに参加してくれていたってこと。やったね(笑)!




次回は「3月11日 東京大行進」。
デモ終了後は、「3.11原発ゼロへ!国会囲もうヒューマンチェーン」です。

12.2.12

2月11日 反原発デモ

代々木公園で行われた『再稼働許すな!2.11さようなら原発1000万人アクション全国一斉行動in東京」の集会に参加してきた。
小田急線代々木八幡駅から代々木公園へ。
井の頭通りはものものしく通行止めに。
集会の様子ははIWJが撮影していたものがある。
全部をみるとちょっと長いのだが、
一番最後の落合恵子さんのアピールはじつに力があるので、これだけでもぜひご覧ください。




Video streaming by Ustream


サイトによると今日集まったのは1万2000人だったらしい。
数だけで判断すると、かなり少ない。
でも今日はここ代々木公園だけでなく、新潟・上越市でも600人を集めて、ドイツでも反原発の集会が行われているらしい。
小規模でも、各地で同時にいくつもの動きが起こることのほうが、効果的かもしれない。


集会の後はデモ。デモがスタートする間に、代々木公園けやき並木で素敵な人にであった。
♪原発いらない〜 と手作りのプラカードを持って、優しい声で歌いながら踊っていらしたおばあちゃま。
思わず写真を撮らせていただいたのだが、その場にいた彼女をずっと取材しているカメラマンから話を伺い、著名な活動家であることがわかった。
お名前は益永スミコさん。昔からお一人で、人権擁護、死刑廃止、憲法九条遵守を訴えてきたそう。小さくて素敵なカラダのなかにものすごい情熱と信念を秘めていらっしゃる素敵なおばあちゃま。彼女に会えたのは今日の収穫!




今日は一番最後を歩こうということにしたものの、ほんとに最後だったのものだから、私たちの直後で警官がパイロンを次々と片付けていく。なんだか不思議な光景。ちょっと偉そうな人が、パイロンによっかかりながら、部下に「早く重ねろよ〜」とでも言っているような、足の組み方が笑える。毎回デモで思うこと。なかには高圧的な警官もいるけれど、多くはこうやって、地味にコツコツとデモの準備と片付けをしてくれている。この人たちにデモはささえられているのだ。
まだクルマの規制をしているので、道路のまんなかで写真を撮る。クルマがいなくて不思議な光景に...。と、右側に黒いクルマが止まっているではないか。
警官たちの話をダンボにしてきいたところ、どうやら、このクルマ、放置自転車ならぬ、放置自動車らしく、車検も切れて随分たつものらしい。なんだか。とっとレッカー移動とかできないのか....。

明治公園まで歩くコースに参加したのだが、諸事情で途中リタイア。最後まで歩いた方々お疲れ様でした。冬のデモはちょっとつらい。でも、続けることが一番大事なことだと思う。デモに参加している人たちはもう分かっている。参加してないほかのすべての人々にどう伝えるか。難しい。