24.12.11

宇宙人ポール



映画『宇宙人ポール』を見た。


ふたりの外国人、グレアムとクライヴ(サイモン・ペッグとニック・フロスト)が、アメリカでのコンベンションの帰りに、アメリカ西部のUFOスポット巡りをするというあらすじに惹かれて『宇宙人ポール』を見る。だって、まるで我が家の話みたいなんだもの。もちろん参加したコンベンションは違うし(映画はサンディエゴ開催のコミコン、こっちはラスベガス開催のCES)、借りた車の種類(映画は大きなキャンピングカー、こっちは普通の乗用車)だって違うけれど、目的地は同じ、AREA51&レイチェル。
すでにイギリスで見た友人からちらっと話をきいたり、予告編を見たりしつつも、なるべく情報を入れないように(逆ダンボ状態)ガマンして、ようやく公開の日を迎える。
冒頭からええええ! そうだったわけ! なんて感じで始まり、最後まで、本当に最後の最後まで、隅から隅まで、ずず、ずいーっと、一つの曇りもなく楽しんでしまいました。
大ネタ、小ネタ満載。イギリスオタクもアメリカSF映画オタクも、単なるコメディ好きも、楽しいだけの映画でも好きな人も、ほろっとする映画が好きな人も、全人類対応の娯楽映画。
ETハイウエイの看板



しかし、これまで日本各地、世界各地、いろいろなところで『映画ロケ地巡り』をしたことがあったけれど、逆のパターンである、映画が私たちの旅したルートを辿ったのは初めての経験!
グレアムとクライヴはリトルエールインの外で記念写真とって、ホワイトメールボックスで記念写真撮って、砂漠の一本道をクルマを走らせていたら、クルマに追っかけられ、抜かれる....。
ひょえ〜。ここまではまったく一緒。

上)LITTLEALEINN前にて
下)映画より拝借
 私たちを追っかけたクルマはAREA51の門番だったのだけれど、グレアムとニックが追っかけられたクルマにはポールが乗っていたってわけだ。
私たちもポールに会いたかったよ〜。
ポールに会えていたら、違う旅が続いていたんだ〜!

しかし、州境で時差に喜ぶなんてところも、私たちとまったく同じ。外国人がアメリカをクルマで旅するとこうなるのねって、笑ってしまった。

エイリアンバーガー。
上に写っているメニュー。
映画でサイモン・ペッグが見ていたのと
同じものと思われる
本当のリトルエールインの内部はこんな感じ。
トイレのドアはそっくりだった


本物のリトルエールイン
映画サイトから拝借。外観が若干違うが、
セットなのか、映画のためにきれいにしたのか...
ホワイトメールボックス。
ここも映画に登場

我が家のポールコレクションその1
映画的な小ネタにかんしては、ここでは封印。まだ見ていない人もいると思うので。そのうちだれかが、小ネタリスト作ってくれるかな。
【参考サイト】
Paul(imdb)
宇宙人ポール(日本語サイト)
グレッグ・モットーラ(監督)
サイモン・ペッグ(脚本・主演)
ニック・フロスト(脚本・主演)
エリア51(wiki)
LITTLE ALEINN
ARE51探訪記(mixiにアクセスできるかたはどうぞ。全体公開になっています)